平成30年分の路線価

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私が開業した7月2日に平成30年分の路線価が公表されました。路線価とは、宅地の相続や贈与の際、その宅地の価格の計算に用いられるものです。県庁所在地の最高路線価の前年比で、茨城県の水戸市のみ下落、13の県庁所在地で横ばい、33の県庁所在地で上昇となっています。ちなみに、我らが福岡は上昇率10%以上に分類されております。

全国における最高路線価は,「東京都中央区銀座5丁目(鳩居堂前等)」で,4,432万円となっております。路線価は1㎡あたりの金額ですので、ゾッとしますよね。福岡における最高路線価は、「中央区天神2丁目 渡辺通り」で700万円です。渡辺通りのパルコからイムズの向い側あたりまででしょうか。昨年同様、全国5位となっています。

まぁ話だけ聞くと、すごいな~程度で終わってしまいそうですが、これから宅地の贈与を予定されている方や、相続が発生しそうな方にとっては、少々頭が痛い話です。先ほどもお話ししましたが、路線価は、相続や贈与の際に宅地の評価をする際に用いる価格です。仮に路線価が1万円アップし、その宅地が150㎡(一般的な住宅を想定)だったとすると、評価額は150万円増加することになります。相続税を考えた場合、財産の価額に応じて税率が10%から55%となっていますから、単純計算で、15万円から82.5万円、相続税が増えることになります。影響、少なくないですよね。

ということは、1度シュミレーションしたほうが良さそうですね。ということは、専門家にお願いしたほうが良さそうですね。ということは、税理士ですね。はい、以上です。