補助してほしい!!

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昨日(9/13)、税務申告ソフトの導入作業が終わりました。えっ、今更!?と思われるかもしれませんが、IT導入補助金のスケージュールの都合上、補助金の交付決定前にシステムを導入してしまうと、補助金の交付が受けられないため、交付決定前は、システムの無償レンタルという形を取り、交付決定後に再度契約書を結ぶことで、システムを正式に導入したわけです。

IT導入補助金とは

では、そもそも私の独立に影響を与えた(!?)このIT導入補助金とは何かといいますと、、、。

中小企業・小規模事業者等が自社の課題やニーズに合ったITツール(ソフトウエア、サービス等)を導入する際の経費を一部を補助するもので、申請期間や補助金額等は、下記のとおりです。

交付申請期間 一次公募:2018年4月20日~6月7日

二次公募:2018年6月20日~8月3日

三次公募:2018年9月12日~11月19日

補助対象経費 ソフトウエア、クラウド利用費、導入関連経費等(ハードは対象外)
補助金額 上限50万円、下限額15万円
補助率 1/2以下
対象事業者 中小企業・小規模事業者等

現在は三次公募での申請期間中です。対象経費については、飲食サービス業であれば「顧客管理システム」など、卸売業・小売業であれば「在庫管理システム」など、運送業であれば「車両管理システム」などと様々なケースが考えられますが、詳しい内容は「IT導入補助金」のホームページに記載があります。またその他の細かい要件についてもホームページをご覧ください。

ちなみに私は約120万円で申請して50万円の補助金交付が決定しました。ベンダーへの支払いは先に一括払いする必要がありますので、キャッシュ的には少々心もとないですが、支払の1ヶ月から2ヶ月後には補助金が入金されることを考えると、非常にありがたい制度かと思います。ちなみに手続きについてもほとんどベンダーの方にしていただきましたので、申請の負荷はほとんどありませんでした。

今年度は500億円の予算に対して、二次公募での交付決定が終わった段階で、2~3割しか予算を使っていないそうなので、まだまだ補助金がおりる可能性は極めて高いです。(前年度は100億円の予算で、かつ補助金額も多かったため、二次公募の段階では、予算をほとんど使いきっており、多くの方は補助金をもらえなかったんですよ。)

補助金・助成金を活用しないともったいない

設備投資はどうしても高額になりやすいですよね。毎年の利益からしっかり内部留保できていれば問題ないでしょうが、事業者の多くは新規に借入をしたり、リースを組んだりする必要が出てきます。私も開業の初期費用を抑えたかったので、リース(もしくは割賦購入)を予定していましたが、補助金の存在を知り、そのメリットから一括購入に切り替えました。自分にとってメリットのある制度はほとんどの場合、自分で情報を取ってくるしかありません。雇用関係の助成金についても然りです。高額な支出が想定されるような場合は、まずは補助・助成を受けられるものはないか確認する必要がありますね。