どの業界でも書類の整理整頓については、頭を悩ませていることかと思います。もちろん税理士事務所においても、その悩みは尽きません。顧問先から頂く資料は、紙であることがほとんどですし、こちらで記帳を行っているところは、毎月膨大な書類が届きます。前職においても、顧問先から預かった資料が紙袋や段ボールに詰められ、必要な時に必要なものが、すぐには引き出せないということがよくありました。(申し訳ございません。)また、紙保管の場合、外出先で確認したい書類があっても確認できないため、事務所内にいる人に連絡し、確認してもらうという手間もかかっていました。
もちろん独立し1人になってからは、整理整頓してくれる人も、確認してくれる人もいませんので、お客様対応を考えるうえでも、書類の整理整頓には、真剣に(会社員時代は、正直お任せでした。申し訳ございません。)取り組む必要があります。
現在、私が行っていることは、大きく2点あります。
まずは、顧問先での訪問記録や重要資料のコピーは、事務所ですべてデータ化しています。紙媒体での保管をなくすことで、書類が別の会社と混ざる心配もありませんし、整頓が容易に行えます。次に、私が作成した顧問先のデータや顧問先から頂いたデータは、「FRONTIER21」というデータ共有のクラウドサービスで管理しています。税理士事務所で使用しているところも多いかと思います。最大の特徴は、クラウド上で保管されているため、ネット環境さえあればどこからでも確認ができるので、私のような1人事務所特有の、外出していて確認ができないというデメリットを解消してくれます。
という具合で、特に大したことはしておりませんが、作業効率を少しでも上げるために、試行錯誤しながらやっております。少なくとも今年中には、事務所内で電子帳簿保存法を適用できるような環境づくりを整えていきます。